最近少しずつ暖かい日が増えてきています。この時期から購入されることが多くなるのがエアコンです。
特に6月~8月はエアコンの繁忙期で、この時期に購入すると工事までの日数がかなり待つことも多くなります。
なので早めの時期に購入検討される方も多くなってきています。
どんなエアコンがあるのかをとりあえず見に来ました!!
(なんとなくの情報だけだとエアコンが勧めにくい…)
エアコンを設置したい部屋の状況などがわからない状態だと、「設置したい場所の状況を確認してきてください」と言われることが多くなると思います。
これは、エアコンを設置したい部屋の広さや状況によって勧めるべきエアコンが変わるからです。
なんとなくの情報だけで工事日程を組んでも、別の日に工事をすることになるかもしれません。
希望の日に工事をするためにも、適切な能力のエアコンを設置するためにも事前準備はすごく大事です。
でもエアコンのこと全然わかんないよ…
設置場所の状況がわかるようにしてもらえると助かります!
最近はエアコンを設置している場所などを写真で撮ってきてもらうことを推奨しているお店が増えてきています。
説明しづらい状況も写真を撮ってきてもらうだけでも色んな情報がわかりますので、何も情報がないよりすごく助かります。
そこで今回はエアコン購入前にやっておくべき事前準備をまとめました。
お店に行く前にエアコンの写真を撮ろう!
エアコン専用のコンセントの形状
エアコンの近くにコンセントがあると思います。
コンセントの形状がわかるように写真を撮っておきましょう。
今エアコンを設置していてコンセントを指している状態であれば、一度抜いて確認してみましょう。
下記のいずれかの形になっています。
14畳用以上エアコンのほとんどが200V電源になっています。
コンセントの形状が設置したいエアコンの電源と形が違う場合はコンセントを変える必要があります。
この工事には2,200円~3,000円くらいの追加費用が必要となります。
エアコン配管のための穴
エアコンからコンセントとは別に配管が出ていたらどんな風に出ているのかわかるように写真を撮りましょう。
新規でまだエアコン設置していない場合は、壁の上部にエアコン配管用の穴がないかの確認をします。
新築戸建ての場合は穴が空いていないこともあるようなので、穴がない場合は空けるために追加費用がかかります。
壁の材質によって標準工事に料金が含まれるか、追加料金が発生するのかが変わります。
木材・モルタル・ALCの場合は標準工事に含まれていることが多いです。
穴があけにくいタイルやセラミック、さらに厚みのあるコンクリートだった場合は追加料金が発生します。
また注意点がマンションの場合は穴をあけることが出来ないことが多いです。
その理由が、マンションの壁は共用部であることと、耐震性能上できないことがほとんどです。
【入替】エアコン本体(室内機)
もし今エアコンを設置しているのであれば、エアコン(室内)が全体的に映るように写真を撮りましょう。
周りにカーテンレールなどがあれば、その位置関係がわかるように撮りましょう。
さらにエアコン室内機本体のサイズなどもわかるようにしておきましょう。
エアコン設置の際には周りにスペースを空けておく必要があります。
写真を撮ってサイズまで測っておきましょう。
【入替】メーカー名型番を控えておく
エアコン室内機本体のサイズを測るのが難しい場合はエアコン本体の型式がわかるようにしておきましょう。
エアコンの型式を調べればサイズを調べることが出来ます。
お店側としても型式を調べておいてもらうだけでもすごく助かります。
エアコンの本体のメーカー名の近くなどにアルファベットと数字の表記があります。
パナソニックであれば【CS-LX222D】や【CS-LX402D2】のようなものです。
【入替】室外機を置いている場所
家の外にエアコンの室外機もあるでしょう。
室外機だけでなく壁の配管、どんな場所に設置しているのかがわかるように全体的に写真を撮りましょう。
室外機の設置場所によっては追加料金が発生することもあります。
室内機のすぐ裏の平置きやベランダ置きなどは標準工事に含まれることが多いです。
屋根や壁面への設置の場合は12,000~15,000円ほどの追加料金が発生するでしょう。
さらに高所作業がある場合はさらに5,000円以上追加になります。
電気メーターの赤いシールの部分
忘れがちな部分が電気メーターの写真です。
電気メーターの上の方に赤いシールが貼ってあり、そこに単3・単2どちらが記載されているのかで設置できるエアコンの能力が変わります。
設置条件・部屋の状況
≪重要≫新しくつけるのか、古いものと入れ替えするのか?
エアコン購入の際に、店員に伝えていただきたいのが「新しく設置するのか、今設置しているエアコンとの入れ替えなのか」についてです。
エアコンがすでについている場合は、写真を撮っておくとどんな風に設置しているかすぐわかりますよね。
元々の設置状況が特殊でなければ入替の場合は標準工事代金で対応できることが多いです。
新しくエアコンを設置する場合も標準工事代金で出来ることもありますが、実際に設置しようとして追加料金が発生することもあるので、しっかりと設置場所の状況がわかるように準備しておきましょう。
≪重要≫何畳の部屋につけるのか?
エアコンを設置したいお部屋の広さはすごく重要です。
私が働いているお店では、設置したい部屋の広さに比べてエアコンの能力が低い場合、設置せず適切な能力のエアコンへ変更してもらうことになります。
よくあるのが実際の部屋の広さは14畳くらいあるのに、エアコン付近だけ冷やしたりできればいいと6畳用のエアコンを購入しようとする方もいらっしゃいます。
しかし、これでは能力が低すぎてしっかり冷えないですし、エアコンを過剰に働かせてしまい故障の原因にもなってしまいます。
また、部屋の広さに対して大きすぎる能力のエアコンもオススメできません。
能力が高すぎると冷えすぎたり暖めすぎたりと、うまく温度制御できないことが多くなります。
部屋の広さに近い能力、もしくはワンランク上の能力くらいがちょうどいいでしょう。
部屋の向きは?西日が入るか?
部屋の広さだけではなく、部屋の状況もエアコンを選ぶ際に必要な情報になります。
そのひとつが部屋の向きになります。
北側にある部屋と南側にある部屋では、日の当たり方が変わり温度変化も変わってきます。
さらに西日が入る部屋だと、夏場はかなり温度上昇するでしょう。
そのような場合は少し能力が高いエアコンを選んだ方がいいです。
部屋の位置と合わせて、窓の数や大きさも一緒に見ておきましょう。
窓が多かったり、大きかったりすると外気温の影響を受けやすくなります。
部屋は1階か2階以上か?
エアコンを設置する部屋が1階なのか2階以上(最上階)なのかなども、店員に伝えておきましょう。
特に2階以上の場合は、室外機をどこに置くのかで料金が変わってきます。
室内機から近いベランダなどだと標準工事代金に含まれることが多いです
まとめ
今回はエアコンの購入前の準備についてまとめました。
私はエアコンコーナーの担当になったことがなかったので、最初はエアコンについてちんぷんかんぷんでした。
エアコンってすごく難しいので、事前準備も何をすればいいのかわかりづらいと思います。
必要な場所を写真でとにかく撮る!という簡単な方法をまとめたので参考になれば幸いです。
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