こんにちは!新年明けましたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?私は家電量販店で働いているのですが、やはり初売りは一年の中で一番忙しい日で大変でした…。
そんな初売りで賑わっている家電量販店ですが、同じ時期から『一人暮らしを始める方』の家電購入が増えてきます。
私の勤務している店舗でも、1月1日から新生活セットの販売がスタートしています。一人暮らしの方に向けてあらかじめ商品をまとめてくれているのでこちらのセットを購入するだけで準備は終わってしまいますが、セット商品ということで自分の好みの家電を選ぶことはできません。
お客様の中でも、セット商品ではなく自分の好きな商品を一つずつ選ばれる方も多いです。
そこで、一人暮らしの時に必要な家電の選び方を紹介したいと思います。
また、商品を選ぶ前に必ず確認していただきたい注意点もまとめてみました。
- 準備は早めに進めるのがおすすめ!
- 搬入経路のサイズなど確認しておかないと搬入不可になることも
- 一人暮らし家電は自分に合ったものを選びましょう。
いつから準備はじめる?
多くの方が、4月から新生活がスタートすると思いますが、準備は早めに取り掛かることをお勧めします。その理由としては…
ギリギリだと希望の配送日時を選べない
3~4月は引っ越しシーズンということで、配送希望日が重なることが多くなります。
配送日時は数カ月前から予約しておくことも出来るので、準備を早く始めた方が希望の配送日時を選びやすくなります。
ギリギリだと希望の商品の手配が間に合わない
意外と見落としがちなのが、商品の在庫状況です。
自分の好みの商品を購入しようとしてもタイミングによっては配送日までに間に合わないこともよくあります。
数カ月前からある程度商品を選んでおけば、納期がかかるものでも間に合う可能性は高くなります。
また自分の好みのものが、人気のある商品だとより在庫が品薄になる可能性は高いので気を付けたいところです。
新年早々準備してもOK!
事前に準備して価格が安くなると嫌だな…と思う方も多いと思います。
そんな時は初売りを狙うのがオススメです!!
新生活セットは多くの家電量販店が初売り時期からスタートしているでしょう。
福袋などでかなり金額が下がる商品も出てきたりするので、一部の商品だけでも初売り価格で購入するのが狙い目かな…と思います。
もし、初売りを逃してしまったという方は、
- 商品選定を平日
- 商品購入を土日祝日
で進めるのがおすすめです。
平日の方が店舗も空いてることが多いですし、家電量販店店員としては一人のお客様に時間かけても気にならないので、商品の説明を聞いたりするのは平日がおすすめです。
そして、実際の購入検討するときはほとんどの店舗がセールを行う土日祝日の価格を狙うのがいいでしょう。
遅くとも入居日1週間前までの契約をしましょう
それでも、ギリギリまで悩んでしまうという方は、入居日の1週間前までには契約をしましょう。
現在住んでいらっしゃる地域であれば数日前でも対応可能なことはありますが、遠方への引っ越しとなるとギリギリに配送申し込みにいらっしゃっても対応できないことがあります。
またギリギリだと在庫のある商品からしか選べなくなるので、希望通りにいかないことになります。
出来るだけ余裕をもって準備していただきたいです。
準備の前にここもチェック!!
じゃあ、お店に商品を見に行こう!!となる前に確認しておいて欲しいことがあります。
サイズを測ってくることと、実際に新居に入ることができる時間についてです。
設置場所・搬入経路のサイズ
設置場所のサイズを測ってきてくださる方は多いのですが、できれば合わせて玄関や廊下などの搬入経路のサイズも測って頂けると商品を選びやすくなります。
新居の間取り図があると思うので、そこに測ったサイズを書き込むだけで大丈夫です。
それと一緒にもし内見が出来るのであれば設置場所の写真も撮ってきてもらえるとかなり助かります。
これがあるだけで、搬入不可になることが確実に減るので入居当日に商品が届きません、なんて事態も避けることが出来ます。
鍵の引き渡し時間
配送日時を選ぶ際に気を付けていただきたいのが、実際に新居に入ることができる時間です。
『きっちり〇時に来てください』と依頼するのが正直難しいです。
あとはギリギリに配送申し込みをすると、時間指定が出来ないこともあります。
配送日は鍵の引き渡し日だとしても、先に配送便が来てしまうと搬入できないことになります。
それで、配送日を別日にすることになった方を何件か見てるのでそこも注意して欲しいところですね。
準備リスト ~キッチン編~
冷蔵庫
一人暮らしの選び方は自炊するかどうかで決めます。
他にも色んな条件あると思いますが、ざっくり自炊で条件を分けました。
自炊しない方は、食材を入れることも少ないでしょうからサイズも小さくて大丈夫です。
価格で選んでいいと思いますが、ただ、最も安い冷蔵庫は自動霜取り機能がついていなかったりするので注意が必要です。
自動霜取り機能とは、冷凍庫に霜がつかないようにしてくれる機能です。
この機能がついていないと、冷凍庫の中で霜が大きな塊になって面倒なお手入れをしないといけなくなります。
自炊する方はサイズが入るのであれば、野菜室などが独立している冷蔵庫が使い勝手が良くなります。
電子レンジ・オーブンレンジ
あたためだけでよければ、電子レンジを選べば大丈夫です。
電子レンジの低価格のものはダイヤル式・ターンテーブル式のものが多いです。
ターンテーブルの欠点としては、市販のお弁当が庫内で引っかかって上手く回らず温まりづらいことも起きやすいです。
高価格帯のものはセンサー搭載で、あたためボタンを押すだけで温めてくれる機能が搭載されています。
また、自炊をすることがあれば、オーブンレンジをオススメします。
オーブンレンジになると、焼く機能が搭載されますので、食パンを焼いたりすることが出来ます。
機種によっては簡単におかずを作るメニューだったり、あたためなど設定されているボタンがあったりします。
炊飯器
炊飯器は3合・4合・5合などサイズ展開がありますが、一人暮らしには3合で十分でしょう。
もし、まとめて炊いて冷凍保存するなどであれば5合サイズでもいいかなと思います。
低価格帯の炊飯器はマイコン式、中価格帯がIH式、高価格帯が圧力IHというラインナップです。
加熱方式の違いで、ざっくり言うと高価格帯の方が高火力でしっかりと炊けるのでおいしく炊けますよ、という違いです。
以前はとにかく炊ければいいから安い炊飯器で十分という方も多かったのですが、コロナ禍で外出自粛されることが多くなり自宅でおいしいご飯を食べたいということで中価格帯の炊飯器がよく売れています。
トースター
食パンを食べる方でトースターを買っていかれる方も多いです。
オーブンレンジにもトースト機能は搭載されていますが、裏返し必要で思っている以上に時間がかかるのでトースターもあった方が便利です。
トースターの価格の違いは、同時に何枚焼けるのかと温度調整がついているかなどです。
高価格帯になると、温度自動制御なども付いているのでよりおいしく焼けます。
電気ケトル
すぐにお湯を沸かしたいときに便利なのが、電気ケトルです。
価格の違いは安全機能・保温調温機能の有無です。
安全機能は誤って倒してしまったときにこぼれないようにしてくれる機能です。
約1時間保温してくれる機能だったり、温度を設定する機能がついたものもあります。
また、お鍋としても使えるケトルもあるので、お湯が沸いたら乾麺などを入れてそのままインスタント麺を食べることができるものもあります。
ガスコンロ
新居にガスコンロが設置されていなくて購入する際は、ガスの種類を必ず確認しましょう。
プロパンガスと都市ガスの2種類があり、ガスコンロもそれぞれに対応したもので分かれています。
誤って違うガスの種類で選ぶと、誤作動などの原因になるので注意しましょう。
卓上IH
近年ガスコンロの火が危ないということで卓上IHを購入される方も増えてきています。
一人暮らしであれば、卓上タイプのIHでも十分かなと思います。
自炊をされることが多い方は、火力が弱く感じるかもしれないのでできればガスコンロがおすすめです。
準備リスト ~清掃編~
洗濯機
洗濯機は一人暮らしであればサイズは、5~6kgで十分だと思います。
週末にまとめ洗いをする方だと余裕をもって7kgにしてもいいと思います。
サイズ以外に気にして欲しい点が、静音性や使用水量です。
安い洗濯機だと音がうるさかったり、使う水の量が多かったりします。
特に音に関しては、洗濯を夜にしたい方などは気にして欲しいところですね。
掃除機
掃除機は一人暮らしであれば、コードレスのタイプがおすすめです。
部屋数もそんなに多くならないと思うので、さっと掃除ができるコードレスの方がストレスなく掃除することが出来ます。
安いものだと吸引力が弱かったりするので、実際に店頭で動かして確認することをオススメします。
準備リスト ~リビング編~
テレビ
テレビはサイズと必要な機能が搭載されているかに注意しましょう。
32インチくらいまでが一人暮らしに最適なサイズと言われています。
最近はテレビでネットも見れるようになっていますので、自分が使うネットサービスが簡単に視聴できるかどうかも大事になってきます。
画質に関しては個人差があるので、実際に店頭で自分で見て、綺麗に見えるものを選べば大丈夫です。
照明
部屋の広さに合った照明を選ぶことは基本ですが、それ以外の部分では光の色を変えることが出来るかは確認しておきましょう。
安いものだと白い色でしか光らない照明が多いです。
現在販売されている照明器具はLED照明ですので、色を変える機能がないと後から色の変更が出来ません。
まとめ
一人暮らしの家電の準備についてまとめてみました。
新生活用の家電の準備は初売り時期~入居の1週間前を勧めています。
できるだけ早めの方が配送日時の希望が通りやすいので早めの準備をしましょう!
また、商品を選ぶ前に確認しておいていただきたいのは
- 設置場所・搬入経路のサイズを測ること
- 実際に新居に入ることが出来る時間の確認
です。店舗に行く前に確認しておいた方が商品が選びやすくなります。
初めての一人暮らしは大変だと思うので、少しでも暮らしが楽になるような家電を選んでいただきたいと思います。
コメント