中古住宅ローン控除の必要書類や手順の経験談【年末調整後の確定申告】 | あきさんの調べもの。

中古住宅ローン控除の必要書類や手順の経験談【年末調整後の確定申告】

話題の情報

2022年3月確定申告の締め切りが迫っていますが、確定申告は終わっていますでしょうか?

私は、会社で年末調整をしていたので安心しきっていましたが、2021年12月に中古住宅を購入した際に住宅ローン契約をしたことにより『住宅ローン控除』を受けるために確定申告が必要になっていました。

ローン会社から控除のための書類が届いて、確定申告をしなければ!と焦って準備していたのですが初めてのことなので『どんな書類が必要なの?』『控除対象の条件って当てはまっているの?』と不安だらけの確定申告となりました。

そこで今回は私が体験した『築25年以上の中古住宅』の住宅ローン控除のための確定申告の際

必要な書類なや申告の手順など実際にどんな風にしたのか実体験を元に内容をまとめました。

※こちらは私自身の体験談となります。それぞれの状況によって必要な書類は若干違っていたりしますので、不安であれば相談窓口を利用してください。

CHECK!!

  • 不安だらけの確定申告、控除は受けることが出来たのか?
  • 今回必要だった書類は?
  • 確定申告会場はどんな感じだったのか?
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【結果】控除は受けられたのかどうか

申告に行った結果は無事提出できました

その際に提出した書類はこちらです。

  • 給与所得の源泉徴収票
  • 家屋の登記事項証明書
  • 家屋の売買契約書
  • 住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書

申告会場でe-Taxを利用して申告しているので、確定申告書に関してはPC入力と会場のプリンタで出力後、係の方が回収し書類をまとめてくれました。

自分一人でやるよりもスムーズに確定申告が出来ました!!

書類の不備なく控除されることが最終的に確認できるのは1,2か月後となります。

税務署の係員の方、住宅ローン相談窓口の方にそれぞれ必要書類などを確認してもらったので問題ないと思います!!

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中古住宅取得でのローン控除に必要な書類

確定申告の際にもらったチェック用紙はこんな感じでした。

まずはじめにやったことは、税務署へ必要書類の確認でした。

税に関することなら税務署の人に聞けばいいよね!と思いいざ税務署へ。

係の方に『年末調整を会社でやっている』『住宅ローンを組んだばかりで控除を受けたい』の2点をお伝えしたら複数の用紙をもらいました。

  • 住宅借入金等特別控除チェック表
  • 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き(書類の書き方)
  • 給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除用の記載例
  • 所得税及び復興特別所得税の確定申告書A
  • 所得税及び復興特別所得税の確定申告書添付書類台紙
  • (特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書

確定申告の書き方などを教えてくれるのは別の申告会場を用意されているようで、わからないことがあればそちらを利用してください、とのことでした。

早速そちらの会場へ向かいましたが、密にならないように入場制限がかかっていましたのでその日は会場に入る事すらできませんでした。

仕方ないので自宅で書き方の手引きやチェック表を見ながら、書類の確認をしていましたがここで問題が発生しました。

購入した物件が築年数25年超えていた

早速帰宅後必要書類を確認するために、チェック表の内容確認をしました。

そこで『中古住宅』の項目で躓いてしまいました。

適用対象となる中古住宅の要件という項目の取得年数の部分が当てはまっていなかったのです…。

どういった項目かというと、その物件を取得した日以前20年以内(もしくは耐火建築物の場合は25年以内)に建築されたものというものでした。

なんと我が家は築28年の物件…。

要件に当てはまらずめちゃくちゃ焦りました。

適合証明書の種類で混乱する

3項目のうち一つが当てはまれば大丈夫、という項目だったので残り2項目も確認しました。

そこで確定申告の知識など全くない私はものすごく混乱してしまいました。

ひとつは耐震基準適合証明書での証明もしくは既存住宅売買瑕疵担保責任保険契約が締結されていることを証明できる書類が必要というもの

もうひとつは、築年数や適合証明書などの要件に当てはまらない場合は、住むまでに耐震基準適合証明書が出せるように耐震改修を行うこととなっています。

もうすでに新居で暮らし始めているので、適合証明書がすでに発行されていないと要件に当てはまらないという状況になっていました。

住宅ローンを組んだ時や不動産契約関係の書類を確認したところ『中古住宅適合証明書・申請者用』というものが手元にありました。

フラット35を組んだ時に適合証明書を発行してもらっていたので、手元にありました。

しかし『融資を実施するための確認書』などの記載があり、これは確定申告に使えるのだろうか?と疑問を持ちました。

その頃には問い合わせ窓口も時間外になっており、ネットで調べるしかなかったです。

そこで適合証明書には融資用適合証明書と耐震基準適合証明書の2種類があると知りました。

そこには、住宅ローン控除の確定申告には耐震基準適合証明書を提出してくださいと書かれていました。

…私が持っているのは融資用みたいなんだけど大丈夫なの?と混乱してしまいました。

よくわからないので後日仕事が休みの日に、確定申告会場へ不動産・住宅ローンに関する書類は全て持って向かいました。(荷物がめちゃくちゃ重くて大変でした…)

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申告会場での手続きの流れ

密にならないように入場制限がかかっていることはわかっていたので、午前中に会場へ向かいました。

会場で入場整理券をもらい、入場時間まで40分ほど待ちました

その後、申告内容ごとにフロアが分かれており、順々に係員の元へ案内されていきました。

私が係員の元へ行けたのは入場整理券をもらってから1時間後くらいでした。

その後は、各々の状況によって早く終わる方や時間がかかっている方などいらっしゃいました。

係員の方に直接書類を見てもらいながら、進めていくとやはり『適合証明書』のところで他の係員さんも交えてチェックされていました。

なんとか全ての書類にチェックが入り、PCでの申告内容の入力と書類の提出まで無事終わりました。

入場券をもらってから全てが終わり会場を出るまでに約2時間ほどかかりました

あとは、1,2ヶ月後に還付されるのを待つだけとなりました。

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まとめ

会社で年末調整済みで住宅ローン控除の確定申告をしたときの体験談をご紹介させていただきました!

わからないことだらけで不安だったので、今回確定申告会場で教えてもらいがら申告できたのはすごくいい勉強になりました。

やっぱりこういう難しいことは専門の方を頼るのが一番ですね!!

今回私が確定申告に必要だった書類はこちらです。

  • 給与所得の源泉徴収票
  • 家屋の登記事項証明書
  • 家屋の売買契約書
  • 住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書

確定申告書は申告会場でPC入力をして、そのままプリントアウトしてもらえたので、かなり楽でした。

人生に何度も経験することではないので不安だらけでしたが、何とか損をせずにすみました。

私と同じように慣れない確定申告などで悩んでいる方に、体験談を通して不安解消の材料にしてもらえたら嬉しいです。

個人の状況によって必要書類なども変わってくるので、ぜひ難しいことはその道のプロに頼りましょう!!!

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